埼玉医科大学からのクリニカルクラークシップ
2019年4月1日より埼玉医科大学6年生 志村さんがクリニカルクラークシップで西埼玉中央病院呼吸器内科へ実習にきていました。初期臨床研修医と一緒に混じり、診療実習を履修しました。これから、頑張ってください!!
左から、呼吸器内科 石井先生、井部先生、志村さん、中村先生(研修医)、濱元先生、伊藤5階病棟師長さん
クリニカルクラークシップを終えて
西埼玉中央病院でクリニカルクラークシップを行うのは、埼玉医科大学生では私が今回二人目でした。西埼玉中央病院は、所沢の緑に囲まれた場所にある二次救急医療も行う地域医療に根差した急性期型の病院です。私が一ヶ月間実習させていただいたのは呼吸器科でした。実際の患者様を入院から退院まで複数人を受け持ち、毎日診察し日々のカルテの作成や処置等の実習をさせていただきました。大学病院の実習とは異なり、入院患者様に積極的に関わらせていただきました。学生の知識でわからないことや不足している部分は、指導の先生方が丁寧に相談に乗ってくださりご指導いただいたことで、担当患者様の治療方針の決定や診察に関わることができました。また臨床にも参加し、インフォームドコンセントの立会や病棟処置等も多く経験させていただき、貴重な体験をすることができました。
西埼玉中央病院はスタッフの意思疎通が円滑に図られ、医療スタッフ同士の距離が近いという印象があります。実際に一か月間実習をさせていただき、初めは新しい環境への緊張や不安もありましたが、実習で困っていた時にはすぐにナースの方が声掛けして下さるなど相談しやすく、情報共有もスムーズですぐに馴染めることができました。一か月の実習で学び得たことはここに全て記載できないほどありますが、特に印象的だったのは臨床現場での医師の先生方の患者様への接し方でした。患者様の病態に向き合い、日々の課題をどう乗り越えていくのかを個々の患者様に合わせて治療や方針を考えていらっしゃいました。私も先生方の様に将来、真摯に患者様に向き合えるような医師になれるよう日々の勉学にこれからもますます励み、取り組んでまいりたいと思います。
この度はクリニカルクラークシップでの実習を温かく迎え入れてくださった西埼玉中央病院のスタッフの方々、またご指導いただいた先生方には心から感謝申し上げます。
埼玉医科大学 医学部6年 志村花香
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